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ロボット設計と制御理論

「ロボットを作る」といった場合,数学物理アナログ電子回路CPUFPGAなど,様々な分野の技術が必要になります.ロボットはこれら数多くの要素技術を1つにまとめ上げたものであり,通常は大規模で複雑なシステムになります.そのようなシステムを抽象化し,全体を安定して動作させるための具体的な手法をまとめた体系が「制御理論」です.

制御理論の核心は「フィードバック」(帰還)です.システムの出力が設計者の意図した値になっているか常に監視することで,狙い通りの動作や特性を実現します.制御理論はロボットに限らず,電子回路や信号処理システムなど様々なところで利用されています.本項目では,この制御理論を中心とした話題を扱います.

現代制御理論

現代制御理論では「状態空間表現」と呼ばれる手法でシステムを表現します.現代制御理論を利用したロボットを作りながら,具体的な設計手法を学びます.また,現代制御理論から派生した真値推定アルゴリズムである「カルマン・フィルタ」も解説します.